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220206 Kew Treehouse crop
Sokan Pot Kew Gardens, UK

2023年4月より開催される「Treehouses at Kew」展の一環として設計された「Sokan Pot」は、特徴的な「双幹(Sokan)」スタイルの木を取り囲む、保護的で人が入り込める輪として構想されています。

Treering

平面は幹から放射状に広がる同心円の連なりによって構成されており、木の幹に見られる年輪を模しています。内側のリングは木の周りを巡る動線を提供し、外側のリングは木造の量塊として表現され、解説展示のためのスペースや、座って身を寄せられる場を設けるニッチが彫り込まれています。外側のリングは、木の幹の断面に由来する、うねるような有機的な形状をしています。

Pinus parviflora 12copy

外観では、緩やかにすぼまる壁が壺(pot)の形を想起させ、この木の由来を物語っています。木の名前の由来となった黒い樹皮を思わせる黒染めの木材で覆われたこのパビリオンは、風景の中で大胆かつ謎めいた存在感を放ち、訪れる人々の好奇心を刺激し、引き寄せます。壺は木そのものと同じように分かれており、園路脇に張り出した低い枝を取り込むかたちで入口を形成しています。

この囲いが木を保護すると同時に、訪れる人々にとっても、静かに身を寄せながらこの木を新たな趣のある環境の中で体験できる場を提供しています。

Plancopy